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相談者は当時、会社経営している二児の父であった。
会社経営は暗礁に乗り上げ、更に家庭内でも奥さん・息子ともうまくいかず、家庭不和な状態が続いていた。
自分自身も健康面では昔から病気しがちではあったが、当時「異常な体のダルさ」「集中力がない」「やる気がでない」などが続いていた。
鬱病までは発展していなかったが、辛い状態が続いていた。
また、親類縁者には問題を起こす人間が多く、昔から仲が悪かった。
親類には自殺してしまう方、早くに亡くなられてしまう方も多く、精神的な病を抱えている方も多かったのも気になっていた。
「これは何かあるのでは？自分もゆくゆくはそうなってしまうのか？」と心配になり、当方の霊視鑑定を受けることとなった。
霊視鑑定を行った結果、体質的な問題は全く無く、神仏の問題がみえてきた。
氏神様などを祭っている家系ではなかったので、神系の問題は全く無かったのであるが、家系に因縁のある霊体が多く存在している事が判明した。
先祖に非常に悪い人間が数名いたことも判明した。
直系の先祖がその地域の権力者であり、地主であり、非常に力を持った方であった。その方は非常に私利私欲に走るタイプであり、生前に数多くの関係の無い方の土地屋敷を奪い取って、自分の敷地を広げていった。
悪代官・役人との繋がりがあり、何をやっても許される様な立場であった為、それを抑止する力は当時は無かった。
悪代官と組んで、どんどん私欲を肥やしており、様々な悪行を全てもみ消していたのである。
被害を受けた方は時代的に当時は逆らったりすると殺される危険があったため、やられ放題であり、物的、金銭的に追い込まれていた。中には集団で亡くなっている（一家心中）家庭や、一家離散に追い込まれた家庭も存在した。
それ故、それが直接の原因で亡くなられた方々は「絶対に許さない！」「末代まで祟ってやる！」と強い念を抱き、この世に留まることとなった。
恨みを抱えたまま生き抜き、生涯を終えた方々の中には「恨みは忘れたわけではない」「その家系を根絶やしにしてやる」と成仏せずにこの世に留まる者が多数いたのである。
その因縁霊の数は約５０体にのぼった。皆が凄まじい怨念であった。
因縁霊は「とにかくその家系をつぶしてやる」と考えており、代を重ねる毎に家系に様々な形で入り込んで影響を与えており、その子孫を含めて「全て絶やす」という方向に働いていた。
鑑定当時の状況であるが、本家の人間（特に家督）は早死に・自殺したりする形で殆ど女系の家系になっていた。男の子が生まれても早死にしたり、精神病になったりしており、家督自体に大きな影響が出ていた。
相談者の家系は分家であったので、初期（数世代前）の影響は本家程ではなかったが、本家を殆ど滅ぼした因縁霊は、集団となって次は相談者へ襲い掛かってきていたのである。
相談者以外の他の分家に対しても因縁霊の影響が同じ様な形で及んでいた。
相談者の体調不良、家庭不和なども因縁霊が関連していたのである。
未成仏霊供養（因縁霊全てを一度に浄霊）
【以下詳細（一部表現が不適切な部分もありますが、ご了承下さい）】
因縁霊が沢山でてきたため、その言い分を先に聞いてあげる事とした。
先ずは、当時の問題となった先祖霊（未成仏）を探し出した後、その場に呼び出し、その因縁霊達の目の前に差し出した。
因縁霊達がどうしたいのか意向を聞いたところ
「こいつだけは絶対許さない！痛い目にあわせてくれ！」という要望が全員一致であった。
子孫である相談者に、その内容を告げたところ、ご了解を得られたのでその因縁霊達から袋叩きに遭わせることとした。
結果的には１対５０で立ち上がれないほどフルボッコになっていた・・・。
それでも因縁霊は納得せず、
「こいつを地獄に落としたら皆納得する。そうしたら、この一族には手を出さない」と話があった。
「こういう要望がありますが、どうしましょうか？」と子孫である相談者に確認したところ
「自分は子孫ですけど、これだけ多くの方々に迷惑をかけた事実があることを知ってしまった以上は、見過ごすわけにはいきません。家系の代表として、お願いします・・」との事でした。
了承を得たということで、その先祖霊を地獄へと送ることとした。
先祖霊のその後の行方は知らないが、因縁霊は皆、納得したのである。
その後、未成仏の因縁霊は全て浄霊を施すことになった。
皆、素直に霊界へと上がっていった。
施術なし
霊的な作用は完全に無くなった事により、相談者の異常な体のダルさ等は浄霊後にすぐに消失。家庭内の不和も時間経過とともに解消されていった。会社経営も徐々に軌道にのる様になった。
親戚間の人間関係は時間とともに良くなっていき、自分自身の足を引っ張られる様なことが起こらなくなった。
今は普通の人と同じく、幸せに生活している。
30代男性は、家族4人で暮らしていた中、霊が見えるという知人に背後に霊体がついていると指摘される。相談者は金銭的な問題や家族のトラブル、自殺者が多い家系であることに加え、家系の男性に短命が多いことも気になっていた。そこで、相談者は当方の霊視鑑定を依頼することになる。結果として、相談者の家系には多数の因縁霊が関連しており、ご主人の本家筋のみならず分家や奥様の家系にも神仏問題が存在していたことが判明した・・・
→「金銭問題・親族問題が多い家系」を閲覧する
