水子霊とは、生命の種が宿ったにもかかわらず、様々な事情でこの世に生を受けられなかった霊体のことを言います。
数ヶ月しか生きられなかった場合は幼子霊といい、水子霊と同じ状況となります。両親のどちらかが亡くなり、成仏するまでは水子霊は霊界へ上がることができません。それまではずっと母親、父親のいずれかの傍にいることとなります。
様々なご事情で、おなかに宿った命の灯を消してしまったり、思い出したくない心の傷になっておられる方も多いと思います。水子霊にしても、お母さんの健康状態や経済状態から不幸にも逝ってしまった子供も居られます。どちらにしても小さな小さな御霊です。大切に想ってあげて下さい。(※【成仏】とは亡くなられて霊界へとあがる事です)
まず初めに、水子供養はご両親のお気持ちが一番大切であり、重要となります。
人によっては思い出すのが辛いこともあることでしょう。しかし、忘れ去られてしまっている水子霊はもっと辛く悲しい思いをしています。水子霊はご両親の足元に絡みついて自分の存在を伝えようとしてます。
「寂しい!悲しい!」そんな辛い想いを抱えて泣いている哀れで可哀想な小さな水子霊がたくさんいます。
その寂しさ・悲しみなどの感情を理解してあげること、そして、その事実を真摯に受け止め、生涯その子の事を想うことが本当の水子供養といえるでしょう。ただ、供養を堅苦しく考えなくても大丈夫です。お墓や仏壇がなくても供養はできます。
水子達は、お母さん、お父さんの『やさしい言葉』を待っています。どうぞ、声を掛けてあげて下さい。名前が無い場合は、付けてあげてください「今日からあなたは○○ちゃんよ」と。外出する時、食事をする時、お風呂に入る時、遊ぶ時、就寝する時、生きている子供と同じように名前を呼んで、声を掛けて一緒に過ごしてあげてください。この際、声に出さなくても大丈夫です。気持ちの中で念じるだけで届きます。これを続けていけば、水子も普通の子のように成長していきます(成長の早さは異なります)。
水子霊の中には生まれてこれなかった事への恨み、悲しみ。気付いてもらえない事の寂しさなどが時には『悪さ』をしたり『災い』をもたらしたりします。その為に水子祈祷を執り行い気を鎮めてもらう事が必要なのです。ご両親のどちらかが亡くなられている場合は水子供養を行う事もできます。
当方で執り行う水子祈祷とは水子の念を鎮める祈祷です。
ご両親が生存している場合は、水子霊は成仏できません。水子霊の状態が悪く、霊障等を引き起こしている場合は水子の念を鎮めることが必要となります。そういった場合は当方では水子祈祷を執り行わせていただいております。
水子霊の状況を回復した後は、それで終わりではなく、ご両親がしっかりその小さな御霊の事を日々想い本当の意味での水子供養を続けていく事が大切です。
当方の水子供養とはわかりやすい言葉を用いると「浄霊」と同じとなります。
ご両親のどちらかが既に亡くなられており、きちんと成仏している場合には水子霊も成仏が可能となります。水子霊の状態が悪く、ご両親のどちらかが亡くなられ成仏した際、一緒に成仏できなかった場合などが水子供養が必要なケースとなります。
当方霊能師が水子霊の状態を回復させた後、霊界へと導きます。