先祖霊とは、その家系の先祖の霊の事を言います。
先祖霊はきちんと成仏されている状態であれば、霊界で守護霊としての修行や来世の準備を行います。その中で、一部守護霊として現世へ戻されることもあります。
問題となるのは未成仏のまま現世にずっと存在している先祖霊です。先祖霊の中には家系においての神仏問題が原因で成仏できていない場合もあり、その場合は現世に留まることになります。時として自分の存在を子孫に伝えるために災い・霊障といった現象をおこすことにより、子孫に対して「成仏させてほしい」「助けて欲しい」「なんとかして欲しい」と訴えてくることもあります。
先祖霊でも状態の悪いところにいると悪霊に感化されて、悪霊化する場合もあり、いくら先祖といっても子孫の足元をすくう様な行為にでることも珍しくはありません。例えば子孫が亡くなられた際、その方の成仏する道を邪魔し、自分と同じ世界へ巻き込もうとしたりするのです。
また、その家系に神仏の問題があるという事を子孫に伝えようとする先祖霊もいます。自分自身が成仏できなかった原因が子孫に及ぶこと心配し、それを知らせようとする先祖霊もいるのです。