現地での霊視鑑定【天井から聞こえる足音】-岩手県50代男性
当日、彼の自宅を訪れた亜門 霊能者は、お茶の間に通された。相談者と状況をお話している最中に天井からドタバタと足音が聞こえてきた。
「お孫さんですか?二階で遊んでいるのですか?」と亜門 霊能者が聞くと、彼は「いや、ここは平屋なんですけど・・・・」と答えた。
最初は子供が2階で遊んでいると思い込んでいたが、実際は平屋で2階は存在しなかった。天井が高い家であったため、2階があると勘違いしていたようだ。昼間に足音が聞こえるのは珍しいことで、ある意味驚いた。
早速、霊視をかけると、6歳ほどの小さな女の子の浮遊霊が存在していた。彼女はきょとんとしたあどけない表情をしていた。
「どうしたの?」と亜門 霊能者が聞くと、彼女は「行く場所がなくて、ずっとここで遊んでいたの・・」と答えた。
足音はただその女の子が遊んでいる音だったのだ。
彼女はその家とは全く関係なく、100年ほど前に亡くなっていた。周囲の霊体の影響も受けず、その家の者に危害を与えるつもりは全くなかったようだ。また、彼女の死因は病死で、未練がたくさんあったため成仏できなかったことが判明した。
亜門 霊能者は彼女に理解できるように色々とお話をし、自身の死というものを受け入れた後に浄霊を行った。
ところが、そこから意外な展開が待っていた・・・
突然、その家のおじいさんとおばあさんの霊が現れたのだ。
お二人は成仏していたが、霊能者が来たことを見て、千載一遇のチャンスと思って出てきたようだ。
おじいさん「仏壇の写真が気に入らない。気に入ってない写真を飾るな!もっと男前の写真を飾れ!あとは写真を飾っている位置が5cmずれている。家族に伝えてほしい。」と言っていた。
その後、自分の部屋にあるアルバムから、その中の何ページのこれにしてくれと具体的なお話があったので、その通りにしてあげることとした。
次に、おばあさんの霊が現れた。
おばあさん「あそこに手紙があるから、燃やしていただけないでしょうか?中身は絶対に見ないで・・・」と言っていた。
おばあさんは、旦那さんに見られたくない手紙が残っているようで、それを燃やして欲しいとの要望だった。私たちはその場で手紙を燃やしてあげることとした。
その後、お二人は安心したのか、霊界へと戻っていった。
死は誰も準備できないものだ。お二人は成仏していたが、気がかりだったのだと思う。
ちなみに、その家には土地的な問題や家系の神仏の問題はなかった。